実物投資で資産を守れ！基礎からメリット・デメリットまで

実物投資で資産を守れ！基礎からメリット・デメリットまで

投資初心者

先生、「実物投資」ってどういう意味ですか？金とか不動産とかに投資することって書いてあるんですけど、普通の投資と何が違うんですか？

投資研究者

いい質問ですね！実物投資は、株式や債券といった「金融商品」ではなく、金や不動産といった「形のある資産」に投資することです。例えば、金のバーを買ったり、マンションを買って賃貸に出したりするのが実物投資にあたります。

投資初心者

なるほど！ということは、株を買ったり投資信託を買うのは実物投資じゃないんですね？

投資研究者

その通りです。株や投資信託は、企業の価値や活動の結果に連動して値動きする金融商品なので、実物投資とは区別されます。実物投資は、現物資産そのものの価値上昇や、賃貸収入といったインカムゲインを狙える点が特徴です。

実物投資とは。

「実物投資」とは、不動産投資の世界では「現物投資」と同じ意味で使われる言葉です。どちらも、金や不動産、美術品など、実体のある資産（実物資産/現物資産）に投資することを指します。

実物投資とは？現物投資との違いを解説

「投資」と一言で言っても、株式投資や投資信託など、様々な種類がありますよね。中でも近年注目を集めているのが「実物投資」です。

実物投資とは、不動産や金、絵画など、実物資産に投資をすることを指します。一方、株式投資など、証券を売買する投資は「金融投資」と呼ばれます。

実物投資と混同されがちなのが「現物投資」という言葉ですが、これは「信用取引」に対する言葉です。信用取引とは、証券会社から資金や株式を借りて売買を行う取引のこと。一方で現物投資とは、自己資金の範囲内で、実際に証券を売買する取引のことを指します。

つまり「実物投資」と「現物投資」は全く異なる概念であり、実物投資は投資対象、現物投資は投資手法の違いを表していると言えるでしょう。

不動産投資は実物投資の代表格！

数ある実物投資の中でも、不動産投資は特に人気が高いと言えるでしょう。マンションやアパートなどを購入し、家賃収入を得るという仕組みは、多くの人がイメージしやすい投資の一つです。中でも、区分マンション投資は比較的小額から始められるため、若年層の投資家にも注目されています。

しかし、不動産投資は物件の選定や管理など、始める前にしっかりと準備しておくべき点が数多くあります。ローンを組んで購入する場合は、金利変動のリスクも考慮しなければなりません。不動産投資は決して手軽な投資ではありませんが、適切な知識と準備があれば、安定収入を得られる魅力的な投資となり得ます。

実物投資のメリット：インフレに強い！

インフレは、モノやサービスの価格が全体的に上昇する現象です。現金の価値が目減りし、同じ金額でも買えるものが少なくなってしまいます。実物投資は、現物資産を持つため、インフレによる価格上昇の影響を受けにくいというメリットがあります。例えば、金や不動産などの実物資産は、インフレ時にも価格が上昇する傾向があり、資産価値を守ることができます。一方、預貯金などの金融資産は、インフレによって目減りするリスクがあります。そのため、インフレ対策として実物投資が注目されています。

実物投資のデメリット：流動性・換金性の低さ

実物投資は、株式や投資信託などと比較して、流動性や換金性が低いという側面があります。これは、すぐに現金化したい場合に不利に働く可能性があります。例えば、不動産投資の場合、売却活動を開始してから買い手が見つかり、実際に売却が完了するまでには、ある程度の時間を要します。また、金や絵画などのように、適切な鑑定や売買の仲介が必要となるケースでは、売却までに時間と費用がかかる点は留意が必要です。