住宅の基礎を支える縁の下の力持ち「割栗石」
家を建てる時、まず初めに基礎を作りますが、実は基礎にも様々な種類があることをご存知でしょうか?
家づくりにおいて、基礎はまさに家の土台となる重要な部分です。
家をしっかりと支え、地震や台風などの災害から家を守るためには、適切な基礎を選ぶことが非常に大切になります。 住宅の基礎を支えるものとして、一般的に広く使われているのが「割栗石」です。
割栗石とは、自然石を砕いて角張った形にしたもので、大きさは大小さまざまです。
この割栗石を地面に敷き詰めて突き固めることで、地盤を安定させ、不同沈下を防ぐ効果があります。 割栗石を敷き詰めた上に、コンクリートを流し込んで基礎を作っていきます。
割栗石は、コンクリートと地面の間に隙間を作り、水はけを良くする役割も担っています。
また、地震の揺れを吸収し、建物への衝撃を和らげる効果も期待できます。 このように、割栗石は住宅の基礎を支える上で、重要な役割を果たしているのです。