住宅の防犯対策に!面格子で安心をプラス

住宅の防犯対策に!面格子で安心をプラス

リフォームについて知りたい

先生、リフォームの話を聞いていたら「面格子」っていう言葉が出てきたんですけど、どんなものですか?

リフォーム専門家

「面格子」は、窓の外側につける格子のことだよ。泥棒に入られないようにするためや、見た目をよくするためなど、いろいろな目的で取り付けるんだ。

リフォームについて知りたい

窓の外側につけるんですね!泥棒に入られないようにするためなら、どんな家でもつけておいた方がよさそうですね!

リフォーム専門家

そうだね。特に一軒家やマンションの低い階に住んでいる場合は、防犯対策として有効だよ。最近はデザインも豊富だから、家の外観に合わせて選ぶことができるよ。

面格子とは。

家の窓の外側に取り付ける、金属などでできた格子のことを「面格子」といいます。これは、泥棒などが入ってくるのを防ぐために設置されます。格子の組み方には、縦、クロス、横など色々ありますが、これは見た目だけの問題で、防犯の強さとはあまり関係ありません。窓の外側に面格子を取り付けられない「たてすべり出し窓」や「横すべり出し窓」などには、窓枠に付ける「飾り格子」というものもあります。防犯ガラスを使っていても面格子がない場合は、泥棒がガラスを割ろうとするため、ひびが入ってしまいます。しかし、面格子があれば、ガラスを割られることを防ぐことができ、犯罪を未然に防ぐ効果も期待できます。

面格子とは?

面格子とは?

– 面格子とは?

面格子とは、窓の外側に設置する格子状の防犯設備のことです。家の外から見て、窓に格子状のものが設置されているのを見たことがある人は多いのではないでしょうか。

面格子は、主に金属で作られており、窓からの侵入を防ぐ役割があります。泥棒などの犯罪者は、侵入に時間がかかることを嫌う傾向にあります。そのため、面格子が設置されているだけで、侵入をあきらめさせる効果が期待できます。

面格子は、一見するとシンプルな構造のように見えますが、素材やデザイン、取り付け方など、様々な種類があります。

例えば、素材には、アルミやステンレス、鉄などがあり、それぞれに強度やデザイン性、価格が異なります。

デザインも、縦格子や横格子、格子模様など、様々な種類があります。

取り付け方も、窓枠に固定するタイプや、壁に埋め込むタイプなど、様々な種類があります。

このように、面格子には様々な種類があるため、家の構造や防犯上のニーズ、予算などに合わせて、最適なものを選ぶことが重要です。

項目詳細
定義窓の外側に設置する格子状の防犯設備
材質アルミ、ステンレス、鉄など
デザイン縦格子、横格子、格子模様など
取り付け方窓枠に固定するタイプ、壁に埋め込むタイプなど
効果侵入防止、視覚的な抑止効果
その他家の構造、防犯ニーズ、予算に合わせて選択

様々な種類とデザイン

様々な種類とデザイン

– 様々な種類とデザイン

住宅の顔とも言える面格子には、実は「縦格子」「クロス格子」「横格子」など、様々なデザインがあります。

「縦格子」は、その名の通り縦に格子が並んだシンプルなデザインです。視線を遮る面積が少ないため、部屋の中が暗くならずに、風通しも確保しやすいというメリットがあります。

一方、「クロス格子」は、格子を縦横に組んだデザインです。縦格子に比べて強度が高いため、防犯性を高めたい場合に有効です。また、デザイン性も高く、洋風建築やモダンな住宅にもよく似合います。

そして、「横格子」は、格子を横に並べたデザインです。シンプルながらも洗練された印象を与え、特に和風建築によく合います。また、格子に洗濯物や布団などを干すこともできるため、実用性も兼ね備えています。

このように、面格子はデザインによって機能性や見た目が大きく異なります。住宅のデザインや周辺環境、そしてライフスタイルに合わせて、最適なものを選びましょう。

種類デザインメリットデメリット相性の良い住宅
縦格子縦に格子が並ぶ– 視線を遮る面積が少ないため、部屋の中が暗くならない
– 風通しが良い
– 防犯性は低い– 様々な住宅に合う
– 特に、風通しを重視する場合
クロス格子格子を縦横に組む– 強度が高く、防犯性が高い
– デザイン性が高い
– 視線を遮る面積が大きく、部屋が暗くなる可能性がある
– 風通しが悪い場合がある
– 洋風建築
– モダンな住宅
横格子格子を横に並べる– シンプルで洗練された印象
– 洗濯物や布団などを干すことができる
– 防犯性は低い– 和風建築

面格子と飾り格子の違い

面格子と飾り格子の違い

– 面格子と飾り格子の違い窓辺のアクセントとして、また防犯対策として設置されることの多い面格子と飾り格子ですが、この二つには明確な違いがあります。まず、設置場所ですが、面格子は窓の外側に設置するのに対し、飾り格子はサッシ部分に取り付けます。窓の外側に設置する面格子は、窓ガラスに直接触れることができるため、泥棒などの侵入を防ぐ効果が高くなります。一方、飾り格子は窓ガラスと格子との間に空間があるため、防犯効果は限定的です。さらに、窓の形状によっても、設置できるかどうかが変わってきます。「たてすべり出し窓」や「横すべり出し窓」の場合、窓を開ける際に面格子が干渉してしまうため、設置が難しいケースがあります。このような場合に、窓の開閉を妨げない飾り格子が選ばれることがあります。また、デザインにも違いが見られます。面格子はシンプルなデザインが多く、建物の外観を損なわないように工夫されています。一方、飾り格子は装飾性を重視したデザインが多く、植物や幾何学模様など、様々なデザインがあります。そのため、飾り格子は窓辺のアクセントとして、おしゃれな雰囲気を演出する効果も期待できます。このように、面格子と飾り格子はそれぞれ異なる特徴があります。設置場所や窓の形状、目的などを考慮して、どちらを設置するかを検討するようにしましょう。

項目面格子飾り格子
設置場所窓の外側サッシ部分
防犯効果高い限定的
設置可能な窓制限あり(「たてすべり出し窓」や「横すべり出し窓」は難しい場合も)制限なし
デザインシンプル装飾的

防犯ガラスとの組み合わせ

防犯ガラスとの組み合わせ

– 防犯ガラスとの組み合わせ

近年、空き巣などの犯罪から家を守るために、防犯ガラスの設置を検討する方が増えています。防犯ガラスは、複数枚のガラスを重ねて特殊なフィルムや樹脂を挟み込んだ構造で、通常のガラスよりもはるかに強度が高くなっています。そのため、ガラスを割って侵入しようとする犯人に対して、大きな抑止効果を発揮します。

しかし、防犯ガラスはあくまでガラスの強度を高めたものであり、絶対に割れないわけではありません。特に、窓枠とガラスの間に隙間があると、工具を差し込んでガラスを破壊されてしまう可能性があります。また、ガラスを割ろうとする際に大きな音が鳴るため、犯人が諦めて逃げる可能性もありますが、逆に、犯行が周囲に気づかれにくい状況では、執拗に侵入を試みられる可能性もあります。

そこで、防犯ガラスと合わせて設置したいのが、面格子です。面格子を取り付けることで、窓ガラスに直接触れることを防ぎ、ガラスを割るためのスペースを与えません。窓ガラスと面格子の両方を破壊しなければ侵入できないため、犯人にとって大きな障壁となります。

防犯ガラスと面格子を組み合わせることで、より強固な防犯対策となり、住まいの安全性を飛躍的に高めることができます。防犯対策は、複数の対策を組み合わせることで、より効果を発揮します。新築やリフォームの際には、ぜひ、防犯ガラスと面格子の組み合わせを検討してみて下さい。

防犯対策効果注意点
防犯ガラス・ガラスの強度が高く、破壊されにくい
・侵入を試みる犯人に対して抑止効果を発揮
・窓枠とガラスの隙間に工具を差し込まれると破壊される可能性あり
・ガラスを割る音が大きいため、周囲に気づかれやすい
・周囲に気づかれにくい状況では、執拗に侵入を試みられる可能性あり
面格子・窓ガラスに直接触れることを防ぐ
・ガラスを割るためのスペースを与えない
・防犯ガラスと組み合わせることで、より強固な防犯対策となる
特になし

まとめ

まとめ

– まとめ

住宅への侵入犯罪を防ぐためには、さまざまな対策を講じることが重要です。その中でも、面格子は、比較的低コストで高い防犯効果を発揮する有効な手段と言えるでしょう。

面格子は、窓やドアなどの開口部に設置することで、外部からの侵入を防ぐ役割を果たします。泥棒は侵入に時間がかかることを嫌がるため、面格子が設置されている家は侵入目標から外されやすくなります。

さらに、面格子にはデザインや素材、色のバリエーションが豊富にあり、住宅の外観に合わせて選ぶことができます。そのため、防犯性を高めつつ、家の外観を損なうことなく設置できるという点も魅力です。

面格子を選ぶ際には、家の構造や窓の大きさ、設置場所などを考慮し、適切なものを選ぶことが大切です。また、防犯ガラスと併用することで、より一層の防犯効果を高めることができます。

面格子の設置は、住まいの安全性を高め、安心して暮らせる環境を作るための第一歩と言えるでしょう。専門業者に相談しながら、自分の家に合った面格子を選び、安全な住まいを実現しましょう。

メリット詳細
防犯効果が高い侵入に時間がかかるため、泥棒に嫌がられる
外観を損なわないデザインや素材、色のバリエーションが豊富
比較的低コスト
効果的な組み合わせ防犯ガラスと併用すると効果的
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