ミラーキャビネットを選ぶポイント

ミラーキャビネットを選ぶポイント

不動産初心者

先生、リフォームのときに考える『ミラーキャビネット』って、どんなものですか？

たまちゃん

いい質問だね！ミラーキャビネットは、洗面所などで使う、鏡と収納が一緒になったものだよ。扉に鏡がついているものが多くて、歯磨きや洗顔の時に便利なんだ。

不動産初心者

へえー、便利そうですね！どんなものに気をつければいいんですか？

たまちゃん

選ぶときは、収納力やコンセントの位置も大事だね。自分の生活スタイルに合ったものを選ぶことが重要だよ！

ミラーキャビネットとは

朝の身支度で欠かせない鏡と、収納スペースを兼ね備えたミラーキャビネット。洗面所やトイレなどの限られた空間を有効活用できる、近年人気が高まっているアイテムです。

ミラーキャビネットとは、その名の通り鏡とキャビネットが一体化した家具のことです。従来の洗面台には、鏡と別に収納棚を設置することが一般的でしたが、ミラーキャビネットを設置することで、洗面台周りをスッキリと見せることができます。また、歯ブラシや化粧品など、洗面所で使用する様々なアイテムを収納できるのも大きなメリットです。朝の忙しい時間帯でも、必要なものをすぐに取り出せるため、スムーズに身支度を整えることができます。

ミラーキャビネットは、デザインやサイズも豊富に展開されています。シンプルなものから、高級感のあるもの、コンパクトなものから大容量のものまで、様々なニーズに対応可能です。そのため、住宅の雰囲気や家族構成、収納量に合わせて、最適なものを選ぶことができます。

さらに、近年では、LED照明付きや曇り止め機能付きなど、便利な機能が搭載されたミラーキャビネットも登場しています。これらの機能により、より快適で使い勝手の良い洗面空間を実現することができます。

ミラーキャビネットの種類

洗面所や浴室で収納と鏡の役割を兼ね備えたミラーキャビネットは、空間を有効活用できる便利なアイテムです。ミラーキャビネットを選ぶ際には、設置場所の広さや使い勝手に合わせて、扉の開閉タイプを選ぶことが重要です。扉の開閉タイプは、大きく分けて三つの種類があります。

両開きタイプ
左右に扉が開く両開きタイプは、三つのタイプの中で最も鏡の面積が広いことが特徴です。顔全体や全身を余裕を持って映すことができるので、身だしなみを整える際に便利です。また、収納スペースも広く、たくさんのアイテムを収納することができます。ただし、扉を開く際に左右にスペースが必要になるため、設置場所の広さを考慮する必要があります。

片開きタイプ
片開きタイプは、限られたスペースにも設置しやすいことが魅力です。扉の開閉に必要なスペースが小さいため、洗面台の幅が狭い場合や、トイレと洗面台の間隔が狭い場合でも圧迫感を感じにくく設置できます。ただし、鏡の面積は両開きタイプに比べて狭くなるため、用途に合わせて選ぶようにしましょう。

スライドタイプ
スライドタイプは、扉が左右にスライドして開閉するタイプです。扉を開閉する際に前方にスペースを必要としないため、洗面台の正面に物が置いてあっても邪魔になりません。また、動きがスムーズで開閉しやすいこともメリットです。ただし、収納スペースが両開きタイプや片開きタイプに比べて狭くなる場合があるため、収納量も考慮して選ぶ必要があります。

ミラーキャビネットを選ぶ上での注意点

洗面所や脱衣所などの限られたスペースを有効活用できるミラーキャビネットは、今やリフォームの定番アイテムと言えるでしょう。しかし、いざ選ぼうとすると、種類も豊富で迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、ミラーキャビネットを選ぶ上で注意すべき点について詳しく解説していきます。

まず、収納力は重要なポイントです。歯ブラシや化粧品など、収納したい物のサイズや量を事前に把握し、キャビネットの奥行きや棚の数を検討しましょう。収納棚の高さ調節が可能かどうか、というのも重要なポイントです。

収納力と並んで大切なのが、使いやすさです。毎日使うものだからこそ、収納したものがスムーズに取り出せるか、扉の開閉はスムーズか、といった点に注意が必要です。例えば、スライド式の扉は開閉スペースを取らず便利ですが、収納物の全体が見渡せないという側面もあります。一方、観音開きや折れ戸は、開口部が広く、収納物の出し入れがしやすいというメリットがあります。ご自身の生活スタイルや好みに合わせて選びましょう。

さらに、コンセントの位置や数も確認しておきましょう。ドライヤーや電気シェーバーを使う際に、コンセントの位置が使いにくいと不便です。また、最近は電動歯ブラシや美顔器など、洗面所で使う電化製品も増えていますので、コンセントの数は多い方が便利です。事前に使用シーンを想定し、最適な位置や数を検討しましょう。

最後に、ミラーの大きさや形状も重要な要素です。身長に合わせてミラーの位置を調整できるか、ミラーの角度は変えられるか、といった点も考慮しましょう。

これらの点に注意して、機能性とデザイン性を兼ね備えた、あなたにぴったりのミラーキャビネットを見つけて下さい。

収納力アップで快適な空間に

洗面所は、歯ブラシや化粧品、洗剤など、様々な物を収納する必要がある場所です。しかし、物が多くて散らかりがちという悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。そこでおすすめなのが、収納力抜群のミラーキャビネットです。

ミラーキャビネットは、鏡の裏側の空間を有効活用できるため、限られたスペースでも収納力を大幅にアップさせることができます。収納力は、キャビネットのサイズや棚の数によって異なってきます。まず、収納したい物の量を把握しましょう。家族の人数や、普段から使用する物の量を考慮して、適切なサイズのキャビネットを選びましょう。大きすぎると圧迫感が出てしまいますし、小さすぎると収納スペースが足りなくなってしまいます。次に、棚の数にも注目しましょう。棚が多いほど、物を種類別に整理整頓することができます。歯ブラシや化粧品など、使用頻度の高い物は取り出しやすい上部の棚に、洗剤の詰め替えなど使用頻度の低い物は下部の棚に収納すると便利です。さらに、棚板の高さ調節が可能かどうかも重要なポイントです。

収納する物の高さに合わせて棚板の位置を調整することで、スペースを無駄なく活用することができます。収納力だけでなく、デザインや素材にもこだわって、洗面所全体の雰囲気に合ったミラーキャビネットを選びましょう。

コンセントの位置

毎日の身支度を快適に行うためには、洗面所や脱衣所でのコンセントの位置が重要になります。朝の忙しい時間帯など、ドライヤーや電気シェーバーを使う際に、コンセントの位置が使いにくいと、ストレスを感じてしまうこともあります。
洗面台やドレッサー周りのコンセントの位置は、事前にしっかりと確認しておきましょう。特に、ミラーキャビネットにコンセントが設置されている場合は、その位置や数が適切かどうか、実際に使うシーンをイメージしながら確認することが大切です。
コンセントの位置によっては、コードが届かなかったり、コードが邪魔で使いにくかったりする場合があります。また、コンセントの数が足りないと、複数の家電を同時に使用することができません。
リフォームの際には、コンセントの位置を調整したり、数を増やしたりすることを検討してみましょう。コンセントの位置を工夫することで、毎日の身支度がより快適になります。

個性的なミラーキャビネット

洗面所や寝室などで毎日使う鏡は、単なる実用的なアイテムとしてではなく、空間の雰囲気を大きく左右するインテリアの一部として捉えたいものです。既製品のミラーキャビネットも機能的で便利ですが、自分だけの個性を表現したい方には、DIYでオリジナルのミラーキャビネットを作ってみるのがおすすめです。

まずは、鏡の周りに照明を取り付けてみましょう。柔らかな光で顔を照らしてくれる照明は、実用性を高めるだけでなく、空間全体に落ち着いた雰囲気を与えてくれます。照明の選び方や配置によって、様々な表情を演出できますので、自分好みの空間作りを楽しみましょう。

さらに、キャビネットの側面にペンキを塗れば、個性的なアクセントを加えることができます。明るい色合いで可愛らしく仕上げたり、落ち着いた色合いでシックな雰囲気にしたりと、ペンキの色を変えるだけで、全く異なる印象のミラーキャビネットに生まれ変わります。好きな色を組み合わせて、自分だけのオリジナルデザインに挑戦してみるのも良いでしょう。

DIYなら、既製品にはない自由な発想で、世界に一つだけのミラーキャビネットを作ることができます。自分だけの空間作りを楽しんでみましょう。