消し忘れ防止に！消し遅れスイッチのススメ

消し忘れ防止に！消し遅れスイッチのススメ

リフォームについて知りたい

先生、「消し遅れスイッチ」って、どんなスイッチですか？リフォームのチラシに書いてあったんですけど、よく分からなくて。

リフォーム専門家

ああ、それはスイッチを切っても、少しの間だけ電気が流れ続けるスイッチのことだよ。例えば、玄関の電気を消した後でも、しばらくは明るく照らしてくれるんだ。

リフォームについて知りたい

へぇー、便利そうですね！でも、なんで電気が流れ続けるんですか？

リフォーム専門家

スイッチの中に、電気を少しの間だけ貯めておく仕組みがあるんだ。だから、スイッチを切っても、貯めていた電気を使うことで、しばらくの間は電気が流れ続けるんだよ。玄関ホールやトイレの換気扇によく使われているね。

消し遅れスイッチとは？

– 消し遅れスイッチとは？

消し遅れスイッチとは、スイッチを切っても、設定された時間だけ照明が点灯し続ける機能を持ったスイッチのことです。 例えば、夜、寝室へ向かう際に廊下の電気を点けておきたいけれど、消しに部屋に戻るのが面倒、といった場合に役立ちます。

このスイッチは、一般的には数秒から数分程度の短い時間の間だけ照明を点灯し続けます。 消し忘れの心配がないだけでなく、夜間でも足元を照らしてくれるので、安全面でもメリットがあります。

消し遅れスイッチは、照明器具に内蔵されている場合と、スイッチ自体に消し遅れ機能が備わっている場合の2種類があります。 最近では、スイッチ自体に消し遅れ機能が搭載されているものが主流になりつつあります。

消し遅れスイッチは、廊下や階段、トイレなど、短時間だけ照明を点けておきたい場所に最適です。 また、防犯対策としても有効です。 夜間、家の外から照明が点灯しているのを見ることで、泥棒に人がいると錯覚させる効果も期待できます。

どんな場所に便利？

消し忘れ防止機能が付いたスイッチは、短い時間だけ明かりを灯しておきたい場所に大変便利です。

例えば、玄関ホールや廊下など、人が通るだけの場所では、照明の消し忘れが気になりますよね。
消し忘れ防止機能付きのスイッチなら、設定した時間が経つと自動的に消灯してくれるので安心です。

また、夜中にトイレに行く際に、部屋の照明をつけずに済むのもメリットです。
トイレに消し忘れ防止機能付きのスイッチがあれば、まぶしい光で目を覚ますこともなく、快適にトイレを使用できます。トイレは短い時間しか照明を使用しない場所なので、消し忘れ防止機能付きのスイッチは省エネにも役立ちます。

さらに、階段にも消し忘れ防止機能付きのスイッチがおすすめです。
階段は、照明をつけっぱなしにしておくと、電気代の無駄になるだけでなく、電球の寿命を縮めてしまう可能性もあります。消し忘れ防止機能付きのスイッチなら、必要な時だけ照明を点灯できるので、電気代の節約と電球の長寿命化に繋がります。

このように、消し忘れ防止機能付きのスイッチは、様々な場所に設置することで、快適な暮らしと省エネに貢献します。

換気扇にも最適

消し忘れ防止のために照明器具によく使われている消し遅れスイッチですが、照明以外にも役立つ場所があります。それは、お風呂場やトイレなどの換気扇です。

お風呂場やトイレは、湿気がこもりやすく、カビや臭いの発生源になりやすい場所です。こまめな換気が大切ですが、換気をし忘れてしまうこともあるかもしれません。このような場合に、消し遅れスイッチが活躍します。

換気扇に消し遅れスイッチを設置することで、スイッチを切った後も一定時間換気を続けることができます。例えば、お風呂から上がった後、消し遅れスイッチをオンにしておけば、浴室から出た後も換気扇が作動し、湿気を効果的に排出してくれます。

消し遅れスイッチは、設置も比較的簡単に行えるため、手軽に快適な住環境を実現することができます。カビや臭いの発生が気になる場所に、ぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか。

防犯対策にも効果あり

– 防犯対策にも効果あり

消し遅れスイッチは、単に照明の消し忘れを防ぐだけでなく、防犯対策としても有効な手段となります。

夜間、外出時に玄関灯などに消し遅れスイッチを設定しておくと、しばらくの間は照明が点灯し続けます。
このため、たとえ家の中に人がいなくても、在宅しているかのように装うことができるのです。

一般的に、空き巣などの犯罪者は、照明がついている家は狙いにくいとされています。
なぜなら、照明がついているということは、家の中に人がいる可能性が高く、犯行が露見するリスクが高まるからです。

消し遅れスイッチを活用することで、あたかも在宅しているかのように見せかけることで、犯罪抑止効果を高めることができると言えるでしょう。

設置は簡単

– 設置は簡単

消し忘れ防止に役立つタイマー付きの照明スイッチは、実はご自身で簡単に設置することができます。一般的なスイッチと交換する要領で、電気工事士の資格をお持ちの方であれば、特別な工具を揃えることなく設置作業を行うことが可能です。

交換の手順としては、まず初めに、ブレーカーを落として作業中の感電を防ぎます。次に、既存のスイッチプレートを外し、壁に固定されているスイッチ本体を取り外します。

新しいタイマー付きスイッチを取り付ける際には、配線の色を確認することが重要です。多くの場合、黒や赤の配線が電源線、白や灰色の配線が回路線、緑の配線がアース線に該当しますが、配線の色は住宅によって異なる場合がありますので、不安な場合は事前に確認しておきましょう。

配線を新しいスイッチに接続したら、スイッチ本体を壁に固定し、プレートを取り付ければ作業は完了です。

ただし、配線方法や設置場所によっては、電気工事が必要になるケースもあります。例えば、複数の照明を一つのスイッチで制御する場合や、スイッチの増設を行う場合には、電気配線の変更が必要となります。

設置作業に不安を感じられる場合や、電気工事が必要な場合は、無理せず専門の業者に依頼することをおすすめします。安全を第一に考え、快適な照明環境を実現しましょう。