今さら聞けない!ガスコンロの選び方

今さら聞けない!ガスコンロの選び方

リフォームについて知りたい

先生、リフォームのチラシでよく『SIセンサー付きコンロ』って見るんですけど、SIセンサーって何ですか?

リフォーム専門家

いい質問だね! SIセンサーは「安全装置」のことを指していて、ガスコンロの火が消し忘れたり、鍋が高温になりすぎたりしたときに、自動で火を消してくれる機能なんだよ。

リフォームについて知りたい

へえー! 自動で火を消してくれるってことは、火事の心配が減りますね!

リフォーム専門家

その通り! SIセンサーは、平成20年4月以降に作られたガスコンロには必ず付いているから、安心して使えるよ。

ガスコンロとは。

台所周りの工事でよく聞く「ガスコンロ」は、ガスを燃やして熱を出す調理器具です。コンロの数は1つから4つまでありますが、家庭では3つ口のものが一般的です。最近のガスコンロには、揚げ物油の過熱を防ぐ装置や、火の消し忘れを防ぐ機能などが付いています。天板には、ホーロー加工がされていて傷や汚れに強いものや、強化ガラスを使っていて掃除がしやすいもの(ガラストップ)などがあります。2008年4月以降に作られたものには、安全装置であるSIセンサーが必ず付いています。

ガスコンロの種類

ガスコンロの種類

毎日の料理に欠かせないガスコンロですが、一口にガスコンロと言っても、実は様々な種類があります。
まず、コンロの口数ですが、1口のものから4口まで、様々なタイプがあります。
一人暮らしの方や、普段あまり自炊をされない方は、1口もしくは2口コンロでも十分かもしれません。
コンパクトなサイズなので、キッチンスペースが限られている方にもおすすめです。
しかし、家族が多い方や、料理が趣味で色々な料理を作りたい方は、3口あるいは4口コンロがあると、一度にたくさんの料理を作ることができて便利です。
同時に複数の鍋やフライパンを火にかけられるので、調理時間の短縮にも繋がります。
また、最近では、3口コンロに加えて、グリルやオーブンが一体となったシステムキッチンも人気を集めています。
このタイプのキッチンは、省スペースでありながら多機能なので、料理の幅が広がります。
このように、ガスコンロを選ぶ際には、ご自身のライフスタイルやキッチンの広さに合わせて、最適なものを選ぶようにしましょう。

口数特徴おすすめポイント
1口・2口コンパクトなサイズ– 一人暮らしの方
– あまり自炊をされない方
– キッチンスペースが限られている方
3口・4口一度にたくさんの料理を作ることができる– 家族が多い方
– 料理が趣味で色々な料理を作りたい方
– 調理時間を短縮したい方
3口+グリル・オーブン省スペースで多機能– 料理の幅を広げたい方

安全機能

安全機能

毎日の料理に欠かせないガスコンロですが、火を使う以上、安全性には十分気を配りたいものです。近年発売されているガスコンロには、火災や事故を未然に防ぐための様々な安全機能が搭載されており、ご家族構成やライフスタイルに合わせた機種選びが重要となっています。

例えば、揚げ物調理中に起こりやすい油の発火事故を防ぐため、最新のガスコンロには「天ぷら油過熱防止センサー」が搭載されています。このセンサーは、鍋底の温度を感知し、油の温度が上がりすぎると自動的に火を消してくれる優れものです。また、ついうっかり火を消し忘れてしまうことによる事故を防ぐ「消し忘れ防止機能」も、多くのガスコンロに標準装備されています。この機能は、一定時間以上火が点いたままの状態が続くと、自動的にガスを遮断し火を消してくれるので安心です。

特に、小さなお子さんや高齢者がいるご家庭では、これらの安全機能は必須と言えるでしょう。ガスコンロを選ぶ際には、カタログや販売店などで安全機能についてよく確認し、安全・安心なキッチンを実現しましょう。

安全機能説明対象となるリスク
天ぷら油過熱防止センサー鍋底の温度を感知し、油の温度が上がりすぎると自動的に火を消す。揚げ物調理中の油の発火事故
消し忘れ防止機能一定時間以上火が点いたままの状態が続くと、自動的にガスを遮断し火を消す。火の消し忘れによる事故

お手入れのしやすさ

お手入れのしやすさ

毎日使うキッチンだからこそ、お手入れのしやすさは重要なポイントです。コンロの天板にはいくつかの種類がありますが、素材によってお手入れのしやすさが大きく変わります。

例えば、昔ながらのガスコンロでよく使われているホーロー加工の天板は、傷や汚れに強く、お手入れも比較的簡単です。もし調味料などをこぼしてしまっても、焦げ付きにくく、サッと拭き取ることができます。

一方、最近人気の高い強化ガラス製の天板は、汚れが染み込みにくく、サッと拭くだけで綺麗になるので、日々のお手入れの手間を軽減できます。ガラス天板は見た目が美しくスタイリッシュな印象を与えますが、傷がつきやすいという側面もあります。

このように、それぞれの素材にはメリットとデメリットがあります。ご自身のライフスタイルや好みに合わせて、最適な素材を選ぶことが大切です。そして、どんな素材の天板を選んだとしても、こまめにお手入れをして、いつまでも清潔に保つように心がけましょう。

素材メリットデメリット
ホーロー加工傷や汚れに強い、焦げ付きにくい、お手入れが簡単
強化ガラス汚れが染み込みにくい、お手入れが簡単、スタイリッシュ傷がつきやすい

SIセンサーとは

SIセンサーとは

– SIセンサーとは

2008年4月以降に製造された全てのガスコンロには、安全のために必ず搭載されている装置があります。それが「SIセンサー」です。

ガスコンロを使う上で、誰もが心配するのが火災です。うっかり火を消し忘れてしまったり、風で火が消えてしまったりするなど、日常生活で起こる些細な事が原因で、大きな事故に繋がる可能性もあります。

そうしたガスコンロによる火災を防ぐために開発されたのが、このSIセンサーなのです。

では、どのようにして火災を防ぐのでしょうか?

SIセンサーは、鍋底の温度を常に監視する機能を持っています。そして、もし鍋底の温度が異常に高くなったと判断した場合、自動的にガスを遮断します。

例えば、火にかけた鍋をうっかり消し忘れてしまったとします。すると、鍋の中のお湯は蒸発し、やがて鍋底は空焚き状態になります。この時、SIセンサーは鍋底の異常な温度上昇を感知し、火災発生前に自動的にガスを止めてくれるのです。

このように、SIセンサーは、私たちが安心してガスコンロを使うために、非常に重要な役割を担っています。

機能詳細
鍋底の温度監視SIセンサーは常に鍋底の温度をチェックしています。
異常温度時のガス遮断鍋底の温度が異常上昇したと判断した場合、自動的にガスを止めます。火にかけた鍋を消し忘れて、鍋底が空焚き状態になった場合など

まとめ

まとめ

ガスコンロを選ぶことは、毎日の料理を大きく左右する重要な決断です。一口にガスコンロと言っても、実に様々な種類や機能があります。まず、家族構成や料理の頻度に合わせて、必要なコンロの口数を検討しましょう。一人暮らしやあまり自炊をしない方は1口でも十分ですが、家族が多い方や料理好きの方は3口あると便利です。
次に、安全性にもこだわりましょう。小さなお子様がいる家庭では、誤って点火しないようにチャイルドロック機能が必須です。また、地震などの災害時に自動でガスを遮断する機能も安心材料となります。
さらに、日頃のお手入れのしやすさも重要なポイントです。焦げ付きにくい素材や構造、簡単に取り外して洗える部品を選ぶことで、掃除の手間を大幅に減らすことができます。
今回の記事が、皆様のガスコンロ選びの参考になれば幸いです。ぜひ、機能やデザインだけでなく、安全性やお手入れのしやすさといった点も考慮して、ご自身のライフスタイルやキッチンの環境に最適なガスコンロを見つけてくださいね!

項目ポイント
コンロの口数家族構成や料理頻度に合わせる
一人暮らしや自炊が少ない方は1口
家族が多い方や料理好きは3口
安全性チャイルドロック機能
地震時自動ガス遮断機能
お手入れのしやすさ焦げ付きにくい素材や構造
簡単に取り外して洗える部品
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