工事不要！突っ張り棒型手すりのメリット・デメリット

工事不要！突っ張り棒型手すりのメリット・デメリット

リフォームについて知りたい

先生、「突っ張り棒型手すり」ってどんな手すりですか？普通の壁に付ける手すりとは違うんですか？

リフォーム専門家

良い質問だね！「突っ張り棒型手すり」は、壁に穴を開けずに、床と天井に突っ張らせて固定する手すりのことだよ。ちょうど、カーテンレールを突っ張り棒で取り付けるイメージかな。

リフォームについて知りたい

ああ！あの突っ張り棒みたいな感じですね！でも、なんでわざわざ突っ張り棒型を使うんですか？

リフォーム専門家

それはね、賃貸住宅などで、壁に穴を開けられない場合に特に役立つからなんだ。それに、工事も簡単で、移動も楽にできるというメリットもあるんだよ。

設置が簡単な突っ張り棒型手すりとは？

– 設置が簡単な突っ張り棒型手すりとは？

突っ張り棒型手すりとは、その名前の通り、突っ張り棒の仕組みを利用して設置する手すりのことです。 支柱となる棒を床と天井の間にしっかりと突っ張らせることで、手すりを固定します。

従来の手すりは、壁に穴を開けて金具で固定するのが一般的でした。そのため、設置には専門の業者に依頼する必要があり、費用も時間もかかってしまうことが難点でした。また、賃貸住宅の場合、壁に穴を開けることに抵抗がある方も多かったのではないでしょうか。

しかし、突っ張り棒型手すりであれば、壁に穴を開ける必要がありません。 工具も必要なく、女性一人でも簡単に設置や取り外しを行うことができます。

この手軽さが、突っ張り棒型手すりの大きな魅力と言えるでしょう。賃貸住宅にお住まいの方や、手軽に手すりを設置したいと考えている方にとって、おすすめの選択肢と言えるでしょう。

レンタル用品としても人気

近年、「突っ張り棒型手すり」が注目を集めています。この手すりは、工具を使わずに部屋の壁や柱などに簡単に設置・取り外しができる点が魅力です。賃貸住宅にお住まいの方や、部屋の雰囲気を壊したくない方でも手軽に取り入れることができます。

この突っ張り棒型手すりは、購入するだけでなくレンタルすることも可能です。そのため、福祉用具や介護予防福祉用具をレンタルする際に選ばれることも多いようです。

例えば、

* 怪我や手術後、一時的に歩行が困難になった場合
* 高齢の親が自宅に来る際に、安全対策として短期間だけ手すりを設置したい場合

などに、購入するよりも費用を抑えて利用することができます。

また、引っ越しや模様替えの際に、手すりの設置場所を変えたい場合でも、簡単に移動できるという点もメリットです。賃貸住宅の場合、退去時に原状回復を求められることがありますが、突っ張り棒型手すりであれば、壁や柱に傷跡を残さずに設置・取り外しができるため安心です。

設置前の注意点：床と天井の強度

– 設置前の注意点床と天井の強度突っ張り棒型の手すりは、手軽に設置できる便利なアイテムですが、安全に使うためには、設置前の床と天井の状態確認が非常に大切です。-# 床の強度について突っ張り棒型手すりは、床と天井に突っ張らせて固定します。そのため、床が弱いと、手すりに体重をかけた際に、手すりが外れてしまうことがあります。特に、畳やカーペットなど、柔らかい素材の床の場合は注意が必要です。こうした柔らかい床の場合、手すりの下に板などを敷いて補強する必要があります。また、床材が古くなって傷んでいる場合も、強度が低下している可能性があるので、注意が必要です。-# 天井の強度について天井の強度も同様に重要です。天井が弱いと、手すりの重さで天井が破損する可能性があります。特に、石膏ボードなどの脆い素材でできた天井は注意が必要です。また、天井裏の構造によっては、突っ張り棒型手すりの設置に適さない場合もあります。天井裏に梁などのしっかりとした下地がない場合は、手すりを固定することができません。-# 専門業者への相談床や天井の強度が不安な場合は、事前に専門業者に相談することをおすすめします。専門業者であれば、住宅の構造を診断し、安全に手すりを設置できる場所をアドバイスしてくれます。また、適切な補強方法についても提案してくれるので、安心です。

突っ張り棒型手すりの選び方

– 突っ張り棒型手すりの選び方

突っ張り棒型手すりは、工事不要で簡単に設置できるため、近年人気が高まっています。しかし、いざ購入しようとすると、種類が豊富でどれを選べば良いか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、突っ張り棒型手すりを選ぶ際のポイントを詳しく解説していきます。

まず設置場所の幅と高さを正確に測ることが重要です。突っ張り棒型手すりは、天井と床または廊下と壁など、二つの面を突っ張らせて固定します。そのため、設置場所の幅と高さと商品サイズが合っていないと、正しく設置できません。

次に、使用する方の体格に合った高さの手すりを選びましょう。一般的には、床から75cm～85cm程度の高さが推奨されています。

さらに、手すりの太さや材質にも注目しましょう。太すぎると握りにくく、細すぎると強度が不足する可能性があります。材質は、木製、金属製、樹脂製など様々な種類がありますが、それぞれに特徴があります。例えば、木製は温かみがあり、金属製は耐久性に優れ、樹脂製は軽量で錆びにくいといった特徴があります。

最近では、より安全で快適に使用できるよう、様々な工夫が凝らされた商品も販売されています。例えば、表面に滑りにくい素材を使用していたり、握りやすい形状に設計されていたりする商品もあります。

これらのポイントを踏まえ、使用する方の状況や住宅環境に合わせて、最適な突っ張り棒型手すりを選んでみてください。

突っ張り棒型手すりのメリットとデメリットを比較

住宅のバリアフリー化を進める上で、廊下や階段への手すりの設置は安全性を高めるための有効な手段です。近年では、工事不要で手軽に取り付けられる突っ張り棒型の需要が高まっています。ここでは、従来の壁に固定するタイプの手すりと比較しながら、突っ張り棒型の特徴をメリットとデメリットの両面から詳しく解説していきます。

突っ張り棒型の最大のメリットは、工具を使わずに簡単に設置できるという点です。従来の手すりのように壁に穴を開ける必要がないため、賃貸住宅にお住まいの方でも安心して設置することができます。また、設置や取り外しが容易なため、模様替えや引っ越しの際も便利です。さらに、価格が比較的安いことも魅力の一つと言えるでしょう。

一方、突っ張り棒型手すりのデメリットとして、設置場所の条件が挙げられます。床や天井の強度が十分でない場合、突っ張り棒がしっかりと固定されず、転倒などの危険性があります。そのため、設置前に床や天井の材質や強度をよく確認することが重要です。また、突っ張り棒は一定以上の圧力をかけて設置するため、長期間使用すると、床や天井に傷が付いてしまう可能性もあります。

このように、突っ張り棒型手すりにはメリットとデメリットの両方が存在します。設置を検討する際は、それぞれの特性を理解した上で、ご自身の住宅環境や設置場所の状況に合わせて判断することが大切です。