快適なバスタイムを実現!浴室ドアの種類と選び方

快適なバスタイムを実現!浴室ドアの種類と選び方

リフォームについて知りたい

先生、リフォームのチラシで『浴室ドア』って言葉を見たんですけど、どんなドアのことですか?

リフォーム専門家

浴室ドアは、その名の通りお風呂場と脱衣所を仕切るドアのことだよ。開け閉めするタイプも色々あるんだ。

リフォームについて知りたい

そうなんですね!種類があるってことは、普通のドアと何か違うんですか?

リフォーム専門家

よく気づいたね!浴室ドアは水に濡れても大丈夫なように、アルミや樹脂でできていることが多いんだよ。

浴室ドアとは。

お風呂場につけるドアを『浴室ドア』といいます。このドアは、内側に開くもの、外側に引くように開けるもの、折りたたむように開けるものなど、さまざまな開き方があります。水がかかりやすい場所なので、水に強いアルミや樹脂でできていることが多いです。

浴室ドアの役割

浴室ドアの役割

浴室の入り口に取り付けられているドアは、単に浴室と他の空間を区切るためだけのものではありません。心地よくお風呂に入るためには、浴室ドアが重要な役割を担っているのです。浴室ドアは、温かい浴室と冷えた脱衣所の間で発生する急激な温度変化を和らげます。この温度差によって引き起こされる「ヒートショック」は、体に大きな負担をかけることが知られています。浴室ドアがあることで、急激な温度変化を緩やかにし、ヒートショックのリスクを減らす効果が期待できます。
また、浴室は体を洗い流し、心身ともにリフレッシュする場所です。そのためには、周りの目を気にせずにくつろげる空間であることが大切です。浴室ドアは、プライベートな空間を確保し、安心してくつろげる環境を作る役割も担っています。
さらに、浴室の湿気を他の部屋に逃がさないようにするのも、浴室ドアの大切な役割の一つです。湿気が多いと、カビやダニが発生しやすくなり、健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。浴室ドアは湿気を閉じ込めることで、家全体の環境を清潔に保つ効果も期待できます。

浴室ドアの役割効果
急激な温度変化を和らげるヒートショックのリスク軽減
プライベートな空間を確保する安心してくつろげる環境を作る
浴室の湿気を他の部屋に逃がさないカビやダニの発生を抑制し、家全体の環境を清潔に保つ

浴室ドアの種類

浴室ドアの種類

浴室の入り口となるドアには、大きく分けて開き戸、引き戸、折り戸の三種類があります。それぞれに特徴があるので、浴室の広さや間取り、使い勝手に合わせて最適なものを選びましょう。

開き戸は、従来から広く使われている馴染み深いタイプのドアです。設置スペースがあまり広くない場合や、開口部をできるだけ広く取りたい場合に適しています。ドアを開け放てば浴室が広くなるため、開放感を得られるのもメリットです。ただし、ドアを開ける際に周囲に十分なスペースが必要となるため、脱衣所の広さによっては設置が難しい場合もあります。

一方、引き戸は開閉時にスペースを取らないため、脱衣所が狭くても設置しやすいのが特徴です。また、開閉動作が軽いこともメリットとして挙げられます。高齢の方や小さなお子様でも楽に開閉できます。ただし、開口部は開き戸に比べて狭くなるため、物の出し入れがしにくい場合がある点は考慮が必要です。

折り戸は、開き戸と引き戸のメリットを併せ持つドアと言えます。開口部を広く確保できる上、開閉スペースも比較的少なくて済むため、様々な浴室に対応できます。浴室に大きな窓がある場合や、バリアフリー化を検討している場合にもおすすめです。ただし、構造が複雑なため、他のタイプに比べて価格が高くなる傾向があります。

種類メリットデメリットおすすめポイント
開き戸・設置スペースが狭い
・開口部が広く開放感がある
・開閉にスペースが必要
・脱衣所が狭い場合は設置が難しいことも
・開口部を広く取りたい
・開放感を重視する
引き戸・開閉スペースが不要
・開閉動作が軽い
・開口部が狭い
・物の出し入れがしにくいことも
・脱衣所が狭い
・高齢者や子供が使いやすい
折り戸・開口部が広い
・開閉スペースが比較的少ない
・価格が高い・開口部が広く、開閉スペースも節約したい
・浴室に大きな窓がある
・バリアフリー化

材質による違い

材質による違い

– 材質による違い

浴室のドアを選ぶ際には、水気や湿気の多い環境に耐えられる材質を選ぶことが重要です。浴室ドアの材質として人気が高いのは、アルミ製と樹脂製です。

アルミ製のドアは、何よりも軽くて丈夫な点が魅力です。錆びにくいという特徴も持ち合わせているため、浴室のような湿気が多い場所でも安心して長く使い続けることができます。一方、樹脂製のドアは、アルミ製よりもさらに防水性に優れていることが特徴です。水に強いだけでなく、デザインや色の種類も豊富なので、浴室の雰囲気に合わせて選ぶことができます。

近年注目されているのが、複層ガラスを使ったドアです。複層ガラスとは、2枚のガラスの間に空気層を挟んだ構造のガラスのことです。 複層ガラスは断熱性に優れているため、浴室内の温度を逃がしにくく、冬場でも暖かい浴室を実現できます。

このように、浴室ドアの材質にはそれぞれ異なる特徴があります。浴室の環境や好みに合わせて、最適な材質のドアを選びましょう。

材質メリットデメリット
アルミ製軽量で丈夫
錆びにくい
デザインや色の種類が少ない場合がある
樹脂製防水性に優れている
デザインや色の種類が豊富
アルミ製より強度が劣る場合がある
複層ガラス断熱性に優れている
浴室を暖かく保つ
価格が高い場合がある
重量がある

浴室ドアを選ぶ上での注意点

浴室ドアを選ぶ上での注意点

毎日の入浴に欠かせない浴室ドアですが、新しい浴室ドアに交換する際には、使い勝手やデザインだけでなく、安全性にも配慮することが重要です。
特に、小さなお子さんや高齢の方がいるご家庭では、安全面にさらに注意が必要です。

まず、開閉がスムーズで、指を挟みにくい構造のドアを選びましょう。
小さなお子さんは、大人のように注意深く扉を開け閉めすることができません。
勢いよく扉を開けてしまい、指を挟んでしまう事故も起こりえます。
扉の開閉部分に隙間が少ない構造であれば、そのような事故を防ぐことができます。
また、高齢の方は、握力が弱くなっていたり、動きが鈍くなっていたりすることがあります。
取っ手が大きく握りやすいデザインや、軽い力で開閉できるドアを選ぶと、安全に浴室を使うことができます。

さらに、万が一の事故に備え、外から開錠できる機能が付いていると安心です。
浴室で、転倒や体調不良などで動けなくなってしまうことがあります。
そのような場合でも、外から開錠できる機能があれば、すぐに助けを呼ぶことができます。

快適で安全なバスタイムを実現するために、浴室ドア選びは慎重に行いましょう。

浴室ドアのポイント詳細
開閉の安全性指を挟みにくい構造(隙間が少ない)
軽い力で開閉できる
取っ手の使いやすさ大きく握りやすいデザイン
緊急時の対策外から開錠できる機能
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