意外と奥深い?お風呂のエプロンの役割と種類

意外と奥深い?お風呂のエプロンの役割と種類

リフォームについて知りたい

リフォームのチラシで『エプロン2面』って書いてあったんだけど、エプロンって何?お風呂にエプロンするの?

リフォーム専門家

いいところに気がついたね!お風呂のエプロンは、洋服のエプロンとは違うんだよ。バスタブ、つまりお風呂の浴槽につけられている板のことなんだ。2面というのは、その板が浴槽の2方向についているという意味だよ。

リフォームについて知りたい

へー、そうなんだ!じゃあ、3面とか4面もあるってこと?

リフォーム専門家

その通り!浴槽の形に合わせて、エプロンの面数は変わるんだ。最近では、エプロンがないタイプのお風呂もあるんだよ。

エプロンとは。

お風呂のリフォームで耳にする「エプロン」について説明します。「エプロン」とは、お風呂の浴槽に取り付けられた側面の板のことです。この板が何枚かによって「○面エプロン」と呼びます。しかし、壁をタイル貼りした場合、これはエプロンとは呼ばず、タイルを積み上げて作ったものと見なされ、浴槽とは別のものとして扱われます。
また、建物から張り出した部分も「エプロン」と呼ぶことがあります。例えば、建物から道路に向かって舗装をすれば「エプロン舗装」と呼びます。溝にも、張り出した部分があるものは「エプロン付き」と呼び、中には排水設備が備わっているものもあります。これは、水を浸透しやすい舗装をする際に使われますが、完成した見た目は、エプロンがないものとほとんど変わりません。

浴室の顔?エプロンとは

浴室の顔?エプロンとは

毎日の疲れを癒やす大切な空間、お風呂。浴槽、シャワー、鏡など様々な部分に目が行き届きますが、意外と見落としがちなのが「エプロン」と呼ばれる部分です。

エプロンとは、浴槽側面に取り付けられたパネルのことを指します。

バスタブの構造上、側面はむき出しの状態になりがちです。そこにエプロンを設置することで、見た目がすっきりとするだけでなく、様々なメリットが生まれます。

まず、断熱効果が挙げられます。エプロンがあることで、浴槽の熱が逃げにくくなり、お湯が冷めにくくなります。冬場でも温かいお風呂にゆっくりと浸かることができます。

次に、防水性の向上です。エプロンは、浴槽側面からの水滴や水はねを防ぎ、浴室の腐食やカビの発生を抑制する効果があります。

さらに、エプロンは浴室の雰囲気を大きく左右するアイテムでもあります。シンプルなデザインから、木目調やタイル調など、様々な素材やデザインのエプロンが登場しています。浴室の雰囲気に合わせて、お好みのエプロンを選ぶことで、より快適でスタイリッシュな空間を作ることができます。

毎日使う場所だからこそ、細部までこだわって、快適で美しい浴室を実現しましょう。

項目詳細
定義浴槽側面に取り付けられたパネル
メリット・断熱効果:浴槽の熱を逃がしにくくする
・防水性:水滴や水はねを防ぎ、腐食やカビの発生を抑制
・デザイン性:浴室の雰囲気に合わせたデザインを選べる

エプロンの種類:素材と形状

エプロンの種類:素材と形状

浴室の顔ともいえるエプロン。浴槽を美しく覆い隠すだけでなく、掃除のしやすさや浴室全体の雰囲気を左右する重要な役割を担っています。

エプロンの素材として、最も多く用いられているのは耐久性と価格のバランスに優れたプラスチックやFRP(繊維強化プラスチック)です。

近年では、デザイン性の高さから人気を集めている素材もあります。
洗練された印象を与えるガラス製や、温かみのある空間を演出する木製のエプロンは、浴室に個性を与えたいという方に最適です。

エプロンの形状も、浴槽の形や浴室の広さに合わせて多種多様です。
一般的な長方形のエプロンだけでなく、スペースを有効活用できる曲線を描いた形状や、コーナーに設置するタイプなど、選択肢は豊富です。

素材と形状、それぞれの特性を理解した上で、浴室の雰囲気に合ったエプロンを選び、快適なバスタイムを実現しましょう。

素材特徴メリットデメリット
プラスチック・FRP軽量で安価、加工しやすい価格と耐久性のバランスが良い、設置が容易高級感に欠ける場合がある
ガラススタイリッシュで高級感がある浴室を広く見せる効果、掃除のしやすさ価格が高い、衝撃に弱い場合がある
木材温かみがあり、ナチュラルな雰囲気リラックス効果、高級感水気に弱いため、定期的なメンテナンスが必要

○○面エプロンって何?

○○面エプロンって何?

お風呂場のリフォームを検討する際によく耳にする「○○面エプロン」という言葉。一体何を意味するのでしょうか?

「○○面エプロン」とは、浴槽のエプロンと呼ばれるカバーが、浴槽の何面に設置されているかを示したものです。エプロンは、浴槽の側面や正面を覆う板状のもので、浴槽下の配管などを隠す役割をしています。

例えば、「3面エプロン」の場合、浴槽の正面と左右両側面の計3面をエプロンが覆っています。一般的に、3面エプロンは、浴槽の三方を壁で囲まれた設置場所に適しています。一方、「2面エプロン」は正面と片側の側面の2面を覆うタイプで、浴槽の側面の一方が壁に面していない場合に選ばれます。

浴室の構造や広さによって適切なエプロンの面数は異なるため、リフォームを検討する際は、事前に浴室の状況をよく確認し、適切なエプロンを選ぶようにしましょう。

エプロンタイプ説明設置に適した浴室
3面エプロン浴槽の正面と左右両側面の計3面をカバー浴槽の三方を壁で囲まれた設置場所
2面エプロン浴槽の正面と片側の側面の2面をカバー浴槽の側面の一方が壁に面していない場合

タイルはエプロンじゃない?

タイルはエプロンじゃない?

お風呂の浴槽の側面を美しく飾りたいと思った時、タイルを思い浮かべる方もいらっしゃるのではないでしょうか。確かに、タイルは清潔感があり、様々なデザインを楽しめる魅力的な選択肢です。しかし、浴槽の側面に施工したタイルは、見た目が似ていても、厳密には「エプロン」とは呼ばないことをご存知でしょうか?

エプロンとは、浴槽と一体成型された、浴槽の側面を覆うパネルのことを指します。一方、タイルは浴槽とは別に壁面に施工するため、エプロンとは構造が異なるとみなされるのです。

タイル張りのメリットは、なんといってもそのデザイン性の高さです。色や柄、素材など、豊富な選択肢の中から、自分の好みに合わせて自由にデザインすることができます。空間のアクセントとして、個性的なお風呂を作りたいという方には最適です。

一方で、タイル張りはエプロンに比べて費用がかかる場合が多いという点には注意が必要です。タイルの価格に加え、施工費用も必要となるため、予算と相談しながら検討する必要があります。また、目地部分に汚れが溜まりやすいという面もあります。こまめな掃除を心がけ、清潔な状態を保つようにしましょう。

項目タイルエプロン
特徴浴槽とは別に壁面に施工浴槽と一体成型されたパネル
メリットデザイン性が高い
自分の好みに合わせて自由にデザインできる
デメリット費用がかかる場合が多い
目地部分に汚れが溜まりやすい

実は奥深いエプロンの世界

実は奥深いエプロンの世界

浴室の印象を大きく左右する要素の一つに、浴槽に面した壁部分を覆うエプロンがあります。エプロンは単なる装飾ではなく、浴槽の周囲を囲んで水はねを防ぎ、内部の構造を隠すという重要な役割を担っています。しかし、その存在はあまり意識されることがなく、素材や形状、設置方法などに多くの選択肢があることは意外と知られていません。

エプロンの素材は、主にプラスチック系とタイル系に分けられます。プラスチック系は、比較的安価で施工が簡単なため、近年多く採用されています。さらに、水垢やカビが発生しにくい素材が使用されているため、お手入れも簡単です。一方、タイル系は、高級感があり、浴室のデザインに合わせて様々な色や柄を選ぶことができます。しかし、目地部分にカビが発生しやすいため、こまめなお手入れが必要です。

エプロンの形状も、浴槽の形状や浴室の広さに合わせて選ぶことができます。一般的なのは、浴槽の三方を囲む「三方全エプロン」と呼ばれるタイプです。浴室全体をすっきりとした印象にしたい場合におすすめです。一方、浴槽の側面の一部だけを覆う「側エプロン」や「半エプロン」と呼ばれるタイプもあります。これらのタイプは、浴室に開放感を与えたり、収納スペースを確保したりすることができます。

エプロンの設置方法には、大きく分けて「一体型」と「分離型」の2種類があります。一体型は、浴槽とエプロンが一体成型されているため、隙間がなく、水漏れのリスクが低いというメリットがあります。しかし、エプロン部分のみを交換することができないため、リフォームの際には浴槽ごと交換する必要があります。分離型は、浴槽とエプロンが別々に設置されているため、エプロン部分のみを交換することができます。そのため、部分的なリフォームや、将来的にエプロンを交換したいと考えている方におすすめです。

このように、エプロンには様々な種類があり、浴室の雰囲気や機能性に大きく影響を与えます。浴室のリフォームを検討する際には、エプロンにも注目し、自身のニーズに合ったものを選ぶようにしましょう。

項目種類特徴
素材プラスチック系安価、施工が簡単、水垢・カビにくい、お手入れ簡単
タイル系高級感、デザイン豊富、目地にカビ発生しやすい
形状三方全エプロン浴槽の三方を囲む、一般的、すっきりとした印象
側エプロン浴槽の側面の一部を覆う、開放感、収納スペース確保
半エプロン浴槽の側面の一部を覆う、開放感、収納スペース確保
設置方法一体型浴槽とエプロンが一体、隙間なし、水漏れリスク低、エプロン部分のみの交換不可
分離型浴槽とエプロンが別々、エプロン部分のみの交換可能、部分リフォームに最適
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