不動産用語

不動産投資の基礎知識:実質賃料とは?

不動産投資において、収益性を評価する上で重要な指標の一つに「実質賃料」があります。実質賃料とは、物件から得られる収入から、必要経費を差し引いた実際の収益のことを指します。言い換えれば、手元に残る純粋な利益と言えるでしょう。 例えば、家賃収入が毎月10万円発生する物件があったとします。しかし、そこから管理費や修繕費、固定資産税などの費用が発生します。これらの費用を差し引いた結果、実際に手元に残る金額が7万円だった場合、実質賃料は7万円となります。
不動産用語

不動産投資で有利?角地のメリット・デメリットを解説

不動産投資において、物件の立地条件は収益を大きく左右する要素の一つです。中でも「角地」は、他の区画と比べてさまざまなメリットがあることから、投資家から熱い視線を浴びています。しかし、メリットだけに目を奪われてしまうと、後々後悔することにもなりかねません。そこで今回は、角地とは何か、その定義や特徴、メリット・デメリットについて詳しく解説していきます。 まず「角地」とは、2方向以上の道路に接している土地のことを指します。 一般的に、三方を隣地、一方が道路に接している土地が多い中、角地は開放感があり、日当たりや風通しに優れている点が特徴です。そのため、住宅地や商業地として人気が高く、不動産投資においても高い資産価値を持つことが多いと言えるでしょう。
不動産用語

不動産投資の基礎知識:イールドギャップとは?

イールドギャップとは、不動産投資における利回り(表面利回り)と、その不動産をローンで購入した場合の借入金利との差を指します。例えば、表面利回り5%の物件を、年利2%のローンで購入した場合、イールドギャップは3%となります。 このイールドギャップは、不動産投資の収益性を測る上で重要な指標となります。イールドギャップが大きいほど、ローンの返済後にも多くのキャッシュフローを得られる可能性が高いため、投資効率が良いと判断されます。
リフォーム

住宅基礎の要!複合基礎の基礎知識

- 複合基礎とは住宅の基礎には、大きく分けて「独立基礎」と「布基礎」の二つがあります。その名の通り、複合基礎は、複数の基礎を組み合わせた構造を持つ基礎です。独立基礎は、建物の柱や梁の下など、ピンポイントで荷重がかかる場所に設置する基礎です。対して、布基礎は、建物の外周部に沿って帯状に基礎を設けることで、建物を面で支える構造となっています。複合基礎は、これらの基礎の利点を組み合わせることによって、より複雑な形状の建物や、軟弱地盤にも対応できる基礎として用いられます。具体的には、複数の独立基礎を一体化させて、より大きな構造物を支える基礎として用いる場合や、二本以上の柱を、一枚の大きな基礎版で支える場合も、複合基礎に分類されます。例えば、建物の形状が複雑で、荷重のかかり方が均一でない場合、独立基礎を組み合わせて複合基礎とすることで、不同沈下を防ぎ、建物の安定性を高めることができます。また、軟弱地盤では、布基礎と独立基礎を組み合わせることで、地盤への荷重を分散させ、沈下を抑える効果が期待できます。このように、複合基礎は、様々な状況に合わせて柔軟に対応できる基礎と言えるでしょう。
リフォーム

空間を広く見せる親子ドアの魅力

- 親子ドアとは親子ドアとは、大きさが異なる二枚の扉を組み合わせた両開きのドアのことを指します。大きな扉を親扉、小さな扉を子扉と呼び、この組み合わせが親子のように見えることから「親子ドア」と名付けられました。一般的に、普段は親扉のみを使用し、子扉は固定された状態になっています。大きな家具や家電を搬入する際など、広い開口部が必要な場合にのみ、子扉を開放します。そのため、限られたスペースでも効率的に間口を確保できるというメリットがあります。親子ドアは、別名でフレンチドアとも呼ばれ、その洗練された印象から近年人気が高まっています。特に、リビングダイニングの入り口や、バルコニーに面した窓などに採用されるケースが増えています。洋風の住宅だけでなく、和モダンな住宅にもよく調和し、空間に開放感と高級感を演出します。親子ドアは、デザイン性と機能性を兼ね備えた魅力的な選択肢と言えるでしょう。