空間のアクセントにもなる袖壁:その役割と魅力
- 袖壁ってどんなもの? 住宅のデザインでよく耳にする「袖壁」。
一見、小さく目立たないように思えますが、実は空間の印象を大きく左右する重要な要素です。 袖壁とは、柱や壁から垂直に伸びる、人の身長よりも低い壁のことを指します。
まるで建物の袖のように見えることから、袖壁という名前が付けられました。 袖壁は、その設置場所や目的によって様々な役割を担います。
例えば、玄関横に設置することで、外からの視線を遮り、プライバシーを守ってくれる効果があります。
また、庭とリビングの間に設置すれば、空間を緩やかに仕切りながらも、開放感を損なわない、魅力的な空間を作ることができます。 さらに、袖壁は装飾としても活躍します。
素材や色、照明を工夫することで、個性的な空間を演出することができます。
例えば、レンガ調のタイルを貼れば、温かみのある雰囲気に。
間接照明を取り付ければ、夜は幻想的な表情を見せてくれます。 このように、袖壁はデザイン性と実用性を兼ね備えた、住宅には欠かせない存在と言えるでしょう。