リフォーム

住宅の寿命を延ばす!床下換気口の役割と重要性

- 家の健康を守る、床下換気口の役割とは?家の土台となる基礎部分には、床下換気口と呼ばれる開口部が設けられています。その名の通り、床下の空気を入れ替えるための大切な役割を担っています。住宅にとって、床下は湿気が溜まりやすい場所です。地面からの湿気や、配管からの水漏れなど、様々な要因で湿気が発生し、放置すると木材の腐敗やシロアリの発生に繋がることがあります。床下換気口は、新鮮な外気を取り込み、床下の湿った空気を排出することで、これらの問題を防ぐ効果があります。新鮮な空気の流れを作ることで、木材を乾燥させ、カビやダニの発生も抑制します。また、床下の湿気を排出することで、建物の寿命を延ばす効果も期待できます。湿気は木材を腐食させるだけでなく、コンクリートの劣化も早める原因となります。床下換気口は、住宅の構造を湿気から守り、建物の寿命を長く保つために、重要な役割を担っていると言えるでしょう。家の健康を守るためには、目に見えない床下の環境にも気を配ることが大切です。床下換気口は、まさに縁の下の力持ちとして、私たちの住まいを支えてくれているのです。
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建物の寿命を左右する?出隅の役割とメンテナンスの重要性

住宅において、壁と壁が組み合わさってできる角には、外側に突き出した「出隅」と内側に凹んだ「入隅」の二つがあります。「出隅」は、二つの面が出会うことによって生じる、外側に鋭角に突き出た部分を指します。 日常生活ではあまり意識することがないかもしれませんが、住宅の至る所で見ることができます。例えば、部屋の四隅、窓枠の出っ張り、柱の角などが「出隅」にあたります。建築現場では、この「出隅」は建物のサイズを測る際の重要な基準点として利用されます。建物の角から「出隅」までの長さを測ることで、正確な建物の幅や奥行きを把握することができるのです。また、「出隅」は内装工事においても重要な役割を担います。例えば、壁紙を貼る際には、「出隅」部分に壁紙を巻き込むようにして施工することで、仕上がりが美しくなります。タイルを貼る際にも、「出隅」を基準にタイルの枚数や大きさを調整することで、全体を美しく整えることができます。このように、「出隅」は住宅の構造や内装において、重要な役割を担っている部分と言えるでしょう。
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住まいの表情を豊かにする化粧目地

- 化粧目地とは住宅の改装工事において、壁や床のタイル貼りはよく行われます。タイルとタイルの間にある溝を埋める部分を「目地」と言いますが、実はこの目地にも様々な種類やデザインがあります。その中でも、住まいの印象を大きく左右するのが「化粧目地」です。化粧目地とは、白色セメントをタイル目地に混ぜ合わせて仕上げた目地のことを指します。タイルの色や種類に合わせて目地の色を選ぶことで、単なる溝を埋めるためのものではなく、色やデザイン性を持たせることができます。これにより、壁や床面にアクセントが加わり、空間全体をより魅力的に演出することが可能になります。例えば、白いタイルにグレーの目地を入れることで、空間全体が引き締まった印象になりますし、カラフルなタイルに白い目地を入れることで、タイルの色がより鮮やかに際立ちます。また、目地の幅を広くしたり、斜めに目地を入れたりと、目地の入れ方によって様々なデザインを楽しむことができます。このように、化粧目地は住宅のデザインの幅を広げる効果があり、空間に個性や彩りを与えてくれるため、近年注目を集めています。
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家を建てる前に!知っておきたい「容積率」の基本

- 容積率とは家づくりを始めるにあたって、誰もが「出来るだけ広い家に住みたい」と夢を膨らませることでしょう。しかし、住宅の建設は自由な設計を叶えれば良いというわけではなく、建物の大きさや高さなど、守るべきルールが定められています。その大切なルールの一つに「容積率」があります。容積率とは、簡単に言えば、敷地面積に対してどれだけの大きさの建物を建てられるのかを示す割合のことです。例えば、100平方メートルの土地に容積率100%が定められている場合、100平方メートルの建築面積まで建物を建てることが許されます。容積率は、その土地が位置する地域や用途によって異なります。住宅地では、日当たりや風通し、プライバシー確保などの観点から、低い数値に設定されていることが多いです。逆に、商業地域では、多くの建物を建てる必要性から、高い数値が設定されている傾向があります。家づくりを検討する際には、まずその土地に指定されている容積率を確認することが重要です。容積率を理解することで、建築可能な建物の規模を把握し、より具体的な間取りやデザインを検討することができます。そして、理想の住まいを実現するために、土地探しから慎重に進めていきましょう。
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一文字葺き:モダンな屋根の選択肢

- 一文字葺きとは一文字葺きは、金属板や石綿スレートなど、板状の屋根材を用いる際に採用される葺き方の一種です。屋根材を水平方向に重ねながら、まるで一本の線のように葺いていくのが特徴です。その名の通り、屋根材が「一」の文字のように見えることから「一文字葺き」と名付けられました。一文字葺きの最大の特徴は、シンプルながらも洗練された美しい仕上がりを実現できる点です。屋根の勾配が緩やかな場合や、水平方向に長い屋根面に採用すると、その美しさが際立ちます。近年では、モダンなデザインの住宅や建築物が増加しており、それらのシンプルな外観と調和する一文字葺きが人気を集めています。また、一文字葺きは、他の葺き方に比べて屋根の表面がフラットになるため、雨水が流れやすく、排水性に優れている点もメリットとして挙げられます。特に、降水量の多い地域では、雨漏りを防ぐ効果が期待できます。さらに、屋根材の継ぎ目が少なくなるため、施工が比較的容易である点もメリットの一つです。一方で、一文字葺きは、屋根勾配が急な場合には採用が難しい場合があります。また、施工には専門的な技術と知識が必要となるため、施工費用が高額になる場合もある点は留意が必要です。
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住宅の顔!母屋の役割と種類

家づくりにおいて、屋根は雨風から住まいを守る重要な役割を果たしています。そして、その屋根を支える重要な構造部材の一つに「母屋」があります。母屋は、屋根の形状を保ち、荷重を柱や梁に伝える役割を担っています。母屋は、木材を横に渡して設置され、屋根の重量を分散させています。屋根の形状や広さによって、母屋の数は変わってきますが、一般的には、棟と呼ばれる屋根の一番高い部分から軒先に向かって等間隔に設置されます。母屋には、主に「小屋束」と呼ばれる垂直方向の部材で支えられています。小屋束は、母屋から床や梁へと荷重を伝えて、建物を支える重要な役割を担っています。母屋の材料には、主に木材が使用されますが、近年では、鉄骨造の住宅も増えています。木材には、杉や檜などの針葉樹が使われることが多く、強度や耐久性に優れています。また、鉄骨造の住宅では、軽量鉄骨が用いられることが多く、木材に比べて強度が高く、耐火性にも優れています。母屋は、屋根を支える重要な構造部材であるため、定期的な点検やメンテナンスが必要です。もし、母屋に腐食や破損などの劣化が見られる場合は、早急に補修や交換などの対策を行うようにしましょう。
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住まいの安全性を高めるシェルBOXリフォーム

- 地震に強い家を実現するシェルBOXとは近年、巨大地震の発生リスクが叫ばれる中で、自宅の耐震性に対する関心が高まっています。しかし、耐震リフォームは費用や工期の面で大きな負担がかかるため、なかなか踏み切れないという方も多いのではないでしょうか?そこで注目されているのが、東建コーポレーションが開発した「シェルBOX」です。シェルBOXとは、既存の住居内部に、強靭な箱型の空間を設置する画期的な耐震リフォーム商品です。従来の耐震リフォームでは、建物を一度解体したり、大規模な補強工事を必要としたりと、多大な費用と時間がかかりました。一方、シェルBOXは、部分的な工事で設置できるため、従来の耐震リフォームに比べて、工期を大幅に短縮し、費用も抑えることが可能です。また、工事期間中の引っ越しも不要となる場合が多く、住人の生活への負担を軽減できる点も大きな魅力です。シェルBOXは、寝室など、限られた空間に設置するだけでも効果を発揮します。そのため、まずは寝室だけでも耐震性を高めたいという方にも最適な選択肢と言えるでしょう。
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工場のシンボル、鋸屋根の魅力

住宅が密集した地域ではあまり見かける機会が少ないかもしれませんが、工場が集まる地域などを歩いていると、一風変わった屋根の形をした建物を見つけることがあります。まるでノコギリの刃のように、片側に傾斜がついた屋根がいくつも並んでいるその屋根は、鋸屋根と呼ばれています。工場や倉庫などの大きな建物の屋根として、よく採用されているデザインです。鋸屋根の特徴は、屋根の構造がシンプルで、柱や梁などの構造材の使用量を抑えられることです。そのため、建築コストを抑えつつ、広い空間を確保することができます。また、屋根面に傾斜があるため、雨水が溜まりにくく、自然光を効率的に室内に取り込むことができるというメリットもあります。一方で、住宅街ではあまり見かけないのには理由があります。それは、デザイン性の高さよりも、実用性を重視して住宅が建てられることが多いためです。住宅のデザインは、周囲の環境との調和や、住む人の好みに合わせて決められることが一般的です。そのため、個性的で目を引く鋸屋根は、住宅にはあまり採用されない傾向にあります。
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夢を形にするお手伝い: 木造建築士の役割とは

住まいをより快適な空間にしたい、古くなった設備を新しくしたいなど、住宅リフォームに対する夢や希望は人それぞれです。しかし、いざリフォームを始めようと思っても、「どこに相談すればいいのかわからない」「悪質な業者につかまらないか不安」といった声も少なくありません。そこで頼りになるのが、私たち住まいのプロフェッショナルです。私たちは、お客様の夢を実現するために、豊富な知識と経験を活かし、お客様一人ひとりのニーズに寄り添った最適なリフォームプランをご提案いたします。例えば、壁紙の張り替えといった比較的小規模なリフォームから、間取り変更や増築といった大規模なリフォームまで、幅広く対応いたします。また、構造に関わるリフォームの場合には、専門資格を持った建築士と連携し、安全性を確保しながら、お客様の理想の住まいを実現いたします。住宅リフォームは、決して安い買い物ではありません。だからこそ、信頼できる専門家を選び、安心して任せることが重要です。私たちは、お客様の立場に立ち、ご予算やライフスタイルに合わせた最適なプランをご提案することで、お客様に笑顔と満足をお届けいたします。
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空間のアクセントに!マントルピースの魅力

- マントルピースとはマントルピースとは、暖炉の上部に設置される装飾的な棚のことを指します。 元々は、暖炉から発せられる熱から壁を守るという実用的な役割を担っていました。 レンガや石造りの暖炉に木材が使われることが多かったため、その接合部分を火から守ることは住宅の安全を守る上で大変重要だったのです。時代が進むにつれて、マントルピースは実用性だけでなく、装飾性を重視したデザインが施されるようになりました。 美しい彫刻が施されたり、高級な木材や大理石が使用されたりすることで、部屋全体の雰囲気を格調高いものへと変化させる役割を担うようになったのです。現代では、暖房設備の進化により、暖炉自体が設置されていない住宅も増えました。 しかし、マントルピースは暖炉がない部屋でも、その美しいデザイン性から、インテリアの象徴として設置されるケースが増えています。 絵画や写真立て、花瓶などを飾ることで、個性的な空間を演出することが可能です。このように、マントルピースは長い歴史の中で、その役割とデザインを変化させながら、住宅と共に歩んできました。 実用性と装飾性を兼ね備えたマントルピースは、時代を超えて愛されるインテリアアイテムと言えるでしょう。
リフォーム

高級感と耐久性を兼ね備えたせっ器質タイルの魅力

- せっ器質タイルとは住宅のリフォームにおいて、床や壁の仕上げ材として人気を集めているのが「せっ器質タイル」です。このタイルは、その優れた耐久性と美しいデザイン性から、多くの人々に選ばれています。せっ器質タイルの特徴は、1200℃以上の高温で焼き固められている点にあります。この高温焼成により、非常に硬く、傷がつきにくいという特徴を持つと同時に、美しい光沢も生まれます。また、吸水率が5%以下と非常に低く、水をほとんど吸収しないという点も見逃せません。このため、キッチンや浴室などの水回りや、雨風にさらされる屋外など、水濡れが懸念される場所にも安心して使用することができます。せっ器質タイルは、デザインやカラーバリエーションも豊富に取り揃えられています。そのため、和風の住宅から洋風の住宅まで、様々なスタイルの住宅に合わせることが可能です。また、近年では、天然石のような風合いのものや、木目調のものなど、デザイン性の高い製品も数多く登場しています。このように、せっ器質タイルは、機能性とデザイン性を兼ね備えた優れた仕上げ材と言えます。リフォームを検討する際には、ぜひ候補の一つとして考えてみてはいかがでしょうか。
リフォーム

テラスハウスのメリット・デメリットを徹底解説!

- テラスハウスとは?テラスハウスは、複数の住戸が壁の一部を共有しながら建ち並ぶ、低層階の住宅形式です。一般的には2階建てが多く、集合住宅でありながら、一戸建て住宅のように独立した庭や専用スペースを設けられることが特徴です。それぞれの住戸は壁の一部分を共有していますが、構造上は独立しており、上下階の音の問題も軽減されます。また、各住戸に専用の玄関や庭があるため、プライバシーを守りながら、戸建て感覚の暮らしを楽しむことができます。テラスハウスの最大の特徴は、住戸に面して設けられた庭や専用スペースです。このスペースは「テラス」のように見えることから、「テラスハウス」と呼ばれるようになったと言われています。テラス部分は、ガーデニングや家庭菜園、バーベキューなど、戸建て住宅のように自由に活用することができます。地域や建物の特徴によって、「長屋建て住宅」「連続建て住宅」「連棟建て住宅」など、様々な呼び方をされることもあります。近年では、デザイン性や機能性に優れたテラスハウスも増え、若い世代やファミリー層を中心に人気が高まっています。
リフォーム

住宅の顔!入り母屋屋根の魅力を解説

日本の伝統的な建築様式の中でも、ひときわ目を引く美しい屋根の形があります。それが「入り母屋屋根」です。この屋根は、一見複雑に見えますが、実はシンプルな構造から成り立っています。屋根の両端は切妻屋根のように三角形になっており、その三角形の側面部分に、さらに小さな屋根が組み合わさっています。この小さな屋根の部分が寄棟屋根の特徴であり、この二つの屋根の特徴を組み合わせたものが「入り母屋屋根」と呼ばれる所以です。「入り母屋屋根」は、その複雑な構造故に、古くから格式高い建物に用いられてきました。お寺や神社仏閣など、歴史的な建造物によく見られるのもそのためです。現代でもその美しい形状は、和の心を大切にする住宅で多く採用されており、時代を超えて愛されています。「入り母屋屋根」の魅力は、その美しい外観だけではありません。複雑な構造を持つことで、雨や風など、日本の気候に適した耐久性も兼ね備えています。また、屋根裏部屋を広く取ることができるため、収納スペースを確保しやすいという実用的なメリットもあります。日本の伝統を感じさせる重厚感と、現代の暮らしにも対応できる機能性を兼ね備えた「入り母屋屋根」。住宅の新築やリフォームを検討する際には、選択肢の一つとしてみてはいかがでしょうか。
リフォーム

住宅の耐震性を左右する「壁量」とは?

家づくりにおいて地震への備えは欠かせません。地震に耐える強い家を作る上で、「壁量」は重要な要素となります。壁量とは、住宅の耐震性を左右する、建物の強さを示す指標です。家には柱や梁といった構造がありますが、それだけでは地震の揺れに耐えることは難しいです。地震の力を受け止め、建物全体に分散させる役割を担うのが壁です。この、地震に抵抗する力を持つ壁の量を壁量と呼びます。具体的には、耐震壁と呼ばれる、地震に特に強い構造を持った壁の面積で計算します。壁量が多い家は、それだけ多くの地震エネルギーを吸収・分散できるため、地震に強い家と言えるでしょう。壁の量だけでなく、材質や配置のバランスも重要です。偏った配置では、揺れが増幅されてしまう可能性もあります。専門家は、間取りや構造を考慮しながら、耐震性を高める最適な壁の配置を検討します。家を建てる際には、耐震性を確保するために、壁量についてしっかりと理解しておくことが大切です。
リフォーム

安心と快適を両立!インターホンリフォームのススメ

- インターホンとは?インターホンとは、住居やマンションなどに設置され、来訪者と屋内で会話ができるシステムです。玄関の外側に設置された「玄関子機」と、屋内に設置された「インターホン親機」がセットで機能します。玄関子機の呼び鈴を押すと、インターホン親機から音が鳴り、訪問者の声が聞こえる仕組みです。インターホン親機から応答することで、訪問者と会話ができます。最近では、音声だけでなく、玄関子機に内蔵されたカメラを通じて訪問者の顔を確認できるタイプが主流となっています。インターホンは、防犯対策としても重要な役割を果たします。不審な訪問者に対して、インターホン越しに対応することで、直接対面するリスクを回避できます。また、録画機能付きのインターホンであれば、万が一、不審者による被害が発生した場合でも、証拠となる映像を記録することができます。インターホンの種類も多様化しており、シンプルな機能のものから、スマートフォンと連携して外出先からでも来訪者を確認できるもの、複数の玄関子機やインターホン親機を設置して、部屋ごとに通話できるものなど、さまざまなニーズに対応できるようになっています。
ローンに関する用語

米国で人気!住宅資産活用型のHECMとは?

近年、日本でも注目されつつあるリバースモーゲージ。アメリカでは、このリバースモーゲージを活用したHECMという制度が人気を集めています。HECMは、Home Equity Conversion Mortgageの略称で、日本語では住宅担保逆抵当ローンと訳されます。HECMは、自宅を担保にして融資を受けられる制度で、アメリカの住宅都市開発省(HUD)が保証し、民間金融機関が提供しています。この制度の最大の特徴は、借り手が亡くなるまで返済を猶予される点にあります。毎月の返済に追われることなく、自宅に住み続けながら老後資金を確保できるため、多くの高齢者から支持されています。
キッチン

家族との時間を大切に:対面カウンターキッチンの魅力

- 対面カウンターキッチンとは対面カウンターキッチンとは、リビングダイニングキッチン(LDK)やダイニングキッチン(DK)といった間取りにおいて、キッチンとリビングダイニングを繋ぐように設置されたカウンターを備えたキッチンのことを指します。従来の壁に囲まれた独立型キッチンとは異なり、調理スペースの一部、特にシンクやコンロの一部をカウンターに向けて配置することで、リビングやダイニングにいる家族と顔を合わせながら作業できることが最大の特徴です。例えば、料理をしながら家族と会話したり、テレビを見たり、子供の世話をすることができます。また、カウンター越しに料理や飲み物をサーブすることもできるので、配膳や片付けの手間も軽減されます。さらに、リビングダイニング全体を見渡せるため、開放感があり、空間を広く見せる効果もあります。対面カウンターキッチンのデメリットとしては、リビングダイニングからキッチンが丸見えになってしまうため、常に綺麗にしておく必要がある点や、油煙や臭いが広がりやすい点が挙げられます。しかし、これらのデメリットは、レンジフードの性能を上げたり、こまめな掃除を心がけたりすることで解消することができます。このように、対面カウンターキッチンは、家族とのコミュニケーションを豊かにし、開放的な空間作りを実現する人気の高いキッチンスタイルと言えます。
リフォーム

木材の欠点を補い、美しさも表現する「埋木」

- 埋木とは木材は、自然素材であるがゆえに、同じ種類の木材であっても木目や色合いが異なり、節や割れ目がある場合があります。特に、節は木材の強度を低下させる場合があり、見た目の美しさも損なう可能性があります。そこで、古くから用いられてきたのが「埋木」という技術です。「埋木」とは、木材の割れ目や節穴に、別の木材を埋め込む伝統的な技法です。木材の表面を滑らかに整えたり、強度を補強したりする目的で行われます。埋め込む木材には、元々の木材と色や木目が似たものを選び、接着剤で固定し、周囲と調和させるように丁寧に仕上げていきます。この技術は、家具や建築物など、様々な場面で応用されています。例えば、高級家具においては、節や割れ目を目立たなくすることで、木材本来の美しさを引き出し、価値を高めるために用いられます。また、古くなった建築物の梁や柱の補強にも役立ちます。強度が低下した部分に木材を埋め込むことで、建物の寿命を延ばすことが可能となります。埋木は、単なる補修技術ではなく、木材の個性を生かしながら、新たな美しさを創造する技術と言えるでしょう。古くから受け継がれてきた、職人の技と経験が光る技術です。
リフォーム

住宅設計の基礎知識:FLって何?

住宅を新築する際や、リフォームする際に、設計図面を見る機会があると思います。間取りや外観デザインは誰もが気にしますが、細かな記号や用語の意味まで理解している方は少ないのではないでしょうか。今回は、設計図面によく出てくる「FL」という記号について解説します。「FL」とは、「Floor Level」の略で、床の高さのことを指します。設計図面では、床の高さを示すために「FL+〇〇〇」といった形で表記されます。例えば、「FL+1000」と表記されていれば、基準となる高さから1000mm(1m)上がったところの床の高さという意味になります。この「FL」を理解することで、部屋の天井の高さがどれくらいになるのか、階段の段数はどれくらいになるのかといったことが分かります。また、土地の傾斜がある場合は、その傾斜に合わせて床の高さを調整する必要があるため、「FL」は重要な要素となります。設計図面は、専門的な知識がないとなかなか理解するのが難しいものですが、「FL」のような基本的な用語の意味を知ることで、より深く図面を読み解くことができるようになります。理想の住まいを実現するために、設計図面をしっかりと理解しましょう。
リフォーム

近隣への配慮がリフォーム成功の鍵!

- リフォーム前の大切な一歩住宅リフォームは、夢の住まいを実現する、楽しく、わくわくする計画です。しかし、快適な住まいを手に入れるためには、周囲の方への配慮も非常に大切になります。リフォーム工事は、騒音や振動を伴うことが多く、知らず知らずのうちに近隣の方々にご迷惑をおかけしてしまう可能性があります。そこで、リフォームを始める前に、近隣の方々へ事前に挨拶をすることが、円滑な関係を築くための第一歩となります。挨拶の際には、工事の内容や期間、時間帯などについて具体的に伝えることが重要です。もし、騒音や振動が特に大きくなる可能性がある場合は、その旨を正直に伝え、理解と協力を求めましょう。また、工事車両の出入りについても、事前に説明しておくことで、近隣の方々の不安を軽減することができます。挨拶の際には、手土産を持参することも良いでしょう。高価なものである必要はありません。タオルや洗剤など、日持ちがして、誰にでも喜ばれるものが適しています。近隣の方々への配慮は、快適なリフォームだけでなく、その後の良好な関係を築く上でも非常に大切です。
その他の不動産用語

不動産投資の未来を開くベンチャー投資事業組合とは

- ベンチャー投資事業組合の基礎知識不動産投資の世界で、新たな潮流を生み出しているのが「ベンチャー投資事業組合」です。これは、複数の投資家から資金を集め、成長が見込める不動産関連のベンチャー企業に投資を行う仕組みです。従来の不動産投資といえば、アパートやマンションといった現物不動産への投資が主流でした。しかし、ベンチャー投資事業組合は、不動産テックやプロップテックといった、テクノロジーを活用して不動産業界にイノベーションを起こす企業に投資する点が大きく異なります。具体的には、AIを活用した不動産査定システムの開発企業や、IoT技術を用いたスマートホームの提供企業などが投資対象となります。これらの企業は、今後の不動産業界の成長を牽引していく可能性を秘めており、大きなリターンが期待できます。一方で、ベンチャー企業への投資は、ハイリスク・ハイリターンであることも忘れてはなりません。投資する際には、事業計画や将来性などを慎重に見極める必要があります。
不動産投資用語

広々空間!壁式構造のメリット・デメリット

- 壁式構造とは?その仕組みを解説家づくりを検討し始めると、「壁式構造」という言葉を耳にすることがあるかもしれません。壁式構造とは、建物を支える構造の一つで、柱や梁を使わずに、壁と床だけで建物を支える方法です。イメージとしては、積み木を積み重ねていくような作り方と言えます。壁自体が建物を支えるため、柱や梁が必要なくなり、その分、空間を広く使うことができるのが特徴です。マンションではよく見られる構造ですが、最近では一戸建て住宅でも採用されるケースが増えています。
リフォーム

住まいの印象を変える!ニスの上手な使い方

- ニスとはニスは、木材をはじめとする様々な素材の表面に塗布する、透明な塗料のことを指します。主成分は、樹脂、乾性油、揮発性溶剤などです。塗料が乾燥すると、塗膜と呼ばれる薄い膜が形成され、これが素材を保護する役割を担います。ニスを塗布する最大のメリットは、素材の美しさを保ちながら、耐久性を向上できる点にあります。塗膜が表面を覆うことで、水や汚れの浸透を防ぎ、傷や摩耗から守ってくれます。また、紫外線による劣化を防ぐ効果も期待できます。ニスには、つやのあるものとないもの、色がついたものなど、様々な種類があります。つやのあるニスは、光を反射して、表面に美しい光沢を与えます。一方、つやのないニスは、落ち着いた自然な仕上がりになります。また、色のついたニスは、木目を生かしながら、好みの色合いに調整することができます。ニスは、家具や床、建具など、様々な用途に使用されています。木材本来の風合いを生かしながら、深みのある美しさを引き出すことができるため、古くから愛されてきました。近年では、耐水性や耐候性に優れたニスも開発されており、屋外で使用されることも増えています。
リフォーム

重厚感ある外壁の秘密~モルタルリシン掻き落とし~

モルタルリシン掻き落としは、建物の外壁に独特の表情を与える仕上げ方法として知られています。まず、セメントを主成分としたモルタルを下地に丁寧に塗り重ねていきます。このモルタルは、建物の外壁をしっかりと保護する役割を担います。次に、リシンと呼ばれる材料をモルタルの上に塗っていきます。リシンは、石を細かく砕いた砂のようなものに、セメントや顔料などを混ぜ合わせて作られます。このリシンを塗ることで、表面に独特の質感が生まれます。そして、リシンが完全に固まる前に、職人が専用の道具を使って表面を掻き落としていきます。この作業が、モルタルリシン掻き落とし最大の特徴と言えるでしょう。掻き落とす深さやパターンによって、様々な表情を生み出すことができるため、職人の技術が光る工程です。こうして完成した外壁は、独特の凹凸と陰影を持ち、シンプルながらも重厚感のある仕上がりになります。年月を経るごとに味わいを増していく点も、モルタルリシン掻き落としの魅力と言えるでしょう。