リフォームの基礎を支える「敷とろ」
- 敷とろとは?住宅のリフォームをする際、レンガやタイル、石などを貼り付ける場面がありますよね。その際に、これらの材料と下地をしっかりとくっつけるために使うモルタルのことを「敷とろ」と呼びます。 敷とろは、住宅リフォームにおいて重要な役割を担っています。例えるなら、お菓子作りで使う「接着剤」のようなものです。クッキーの上にチョコレートを乗せる時、間に溶かしたチョコレートを挟みますよね? あれと同じように、レンガやタイルをしっかりと固定するために、敷とろは欠かせない存在なのです。では、なぜ敷とろが重要なのでしょうか? それは、建材と下地の間の隙間を埋めて、しっかりと接着させることで、建材のズレや浮き上がりを防ぐ役割を果たしているからです。 敷とろを適切に施工することで、仕上がりが美しくなり、耐久性も高まります。逆に、敷とろの施工が不十分だと、後々レンガやタイルが剥がれ落ちてしまう可能性もあります。敷とろは、住宅リフォームにおける「縁の下の力持ち」と言えるでしょう。普段は目に見えない部分ですが、建物の美しさと耐久性を支えるために、とても重要な役割を担っているのです。