玄関の段差を解消!

先生、「段差解消機」って何か教えてください。

良い質問だね。「段差解消機」は、家の中にある段差をなくすための機械のことだよ。例えば、玄関の上がり框で見たことないかな?

あー!玄関にある、車椅子の人がそのまま乗って上がったり下がったりできるアレですか?

その通り!車椅子の人や、階段の上り下りが大変な人が、安全に移動できるように設置されているんだ。
段差解消機とは。
家の玄関で、土間と玄関ホールの床に高低差がある時に使う、車いすの人を助けるための装置を「段差解消機」と言います。多くの場合、電気で油を動かして上下する仕組みが使われており、車いすに座ったまま操作して移動することができます。
玄関の段差解消機とは

住宅のバリアフリー化が進む中で、玄関の段差を解消する設備として注目されているのが段差解消機です。
玄関は、住宅の中でも段差が大きく、車イス利用者や高齢者にとって大きな負担となる場所です。この玄関の段差を解消することで、車イス利用者や高齢者が安全かつ快適に出入りできるようになります。
段差解消機とは、玄関の土間と玄関ホールの床の段差をなくすための昇降装置です。主に車イス利用者の移動をサポートするために設置されます。
段差解消機には、主に油圧式と電動式の2種類があります。油圧式は、手動でポンプを操作して昇降させるタイプで、比較的安価ですが、操作に力が必要です。電動式は、ボタン操作で昇降させるタイプで、操作が簡単ですが、油圧式に比べて高価になります。
段差解消機を設置することで、車イス利用者は車イスに乗ったまま乗り降りできるようになり、介助者の負担軽減にもつながります。また、転倒のリスクを減らすことができるため、高齢者の安全対策としても有効です。
項目 | 説明 |
---|---|
定義 | 玄関の土間と玄関ホールの床の段差をなくすための昇降装置 |
目的 | 車イス利用者や高齢者が安全かつ快適に出入りできるようにする |
対象者 | 主に車イス利用者、高齢者 |
種類 | – 油圧式:手動、安価だが操作に力が必要 – 電動式:ボタン操作、高価だが操作が簡単 |
メリット | – 車イスに乗ったまま乗り降りできる – 介助者の負担軽減 – 転倒リスクの軽減 |
段差解消機の仕組み

段差解消機は、住まいの段差をなくし、車椅子や歩行器を使う方が安全かつスムーズに行き来できるようにする便利な装置です。その仕組みの中心となるのは、電動油圧式昇降装置です。
この装置は、油圧を利用して昇降台を上下させることで段差を解消します。モーターによって油を圧送し、その油圧がシリンダーに伝わることで昇降台が力強く、そして滑らかに動作するのです。
操作も簡単で、多くの機種に車椅子利用者自身が操作できるリモコンが付属しています。ボタンを押すだけで昇降台がゆっくりと動き、目的の高さで停止します。また、万が一停電が発生した場合でも、手動で昇降台を操作できる安全装置も備わっていますので、安心して利用できます。
装置名 | 仕組み | 操作方法 | 安全装置 |
---|---|---|---|
段差解消機 | 電動油圧式昇降装置で昇降台を上下させる | リモコン操作 | 停電時手動操作可能 |
段差解消機のメリット

住宅内の段差は、車椅子利用者の方や高齢者の方にとって大きな負担となることがあります。段差解消機は、このような方々の生活の質を向上させるための有効な手段の一つです。
段差解消機を導入する最大のメリットは、車椅子利用者の方の移動の自由度が大きく向上することです。玄関や部屋の出入り口など、これまで移動の妨げになっていた段差を解消することで、家の中をスムーズに移動できるようになります。車椅子利用者の方自身の移動が楽になるだけでなく、介助者の負担軽減にもつながります。
また、段差解消機は、高齢者の方や小さなお子様がいる家庭にとっても、転倒防止対策として有効です。加齢とともに足腰が弱くなったり、視力が低下したりすると、わずかな段差でもつまずいて転倒するリスクが高まります。小さなお子様も、段差につまずいて転倒し、大きな怪我をしてしまうことがあります。段差解消機を設置することで、このような転倒事故のリスクを減らすことができます。
さらに、段差解消機は、住宅のバリアフリー化にも貢献します。段差のない住まいは、車椅子利用者の方だけでなく、高齢者の方や小さなお子様、妊婦さんなど、誰もが安全で快適に暮らせる住まいといえます。
段差解消機は、設置費用や工事の手間がかかるというデメリットもありますが、利用者の方やその家族にとって、多くのメリットをもたらすものであるといえます。
メリット | 説明 |
---|---|
移動の自由度向上 | 車椅子利用者の移動が楽になり、介助者の負担も軽減される。 |
転倒防止 | 高齢者や幼児の転倒リスクを減らす。 |
バリアフリー化 | 誰でも安全で快適に暮らせる住まいになる。 |
段差解消機の種類

住宅内の段差を解消する段差解消機は、設置場所や用途に合わせて様々な種類があります。ご自宅に最適なタイプを選ぶことで、より快適で安全な暮らしを実現できます。
据置型段差解消機
主に屋内の階段や玄関などに設置するタイプで、安定性に優れているのが特徴です。椅子に座ったまま昇降するタイプや、プラットフォームに立って利用するタイプなど、形状も様々です。利用者の体重や階段の形状に合わせて選ぶことができます。
簡易型段差解消機
持ち運びが可能な軽量タイプで、屋内外問わず使用できます。必要な時に必要な場所に設置できるため、一時的な段差解消に便利です。折りたたみ可能なものもあり、収納場所を取りません。ただし、据置型に比べて耐荷重が低い場合があるため注意が必要です。
レール型段差解消機
階段に沿ってレールを設置し、椅子がレール上を移動することで昇降するタイプです。階段の形状に合わせた設置が可能で、曲がり階段や螺旋階段にも対応できます。利用者の状態に合わせて、手動式や電動式を選ぶことができます。
段差解消機の設置は、専門業者による現地調査や見積もりが重要です。住宅の構造や利用者の状況に合わせて最適な機種を選ぶことで、安全で快適な生活空間を実現することができます。
種類 | 特徴 | 設置場所 | その他 |
---|---|---|---|
据置型段差解消機 | 安定性に優れている、椅子に座ったまま昇降するタイプやプラットフォームに立って利用するタイプなど形状も様々 | 屋内の階段や玄関など | 利用者の体重や階段の形状に合わせて選ぶ |
簡易型段差解消機 | 持ち運びが可能、屋内外問わず使用可能、折りたたみ可能なものもある | 必要な場所に設置 | 一時的な段差解消に便利、据置型に比べて耐荷重が低い場合があるため注意 |
レール型段差解消機 | 階段の形状に合わせた設置が可能、曲がり階段や螺旋階段にも対応 | 階段に沿ってレールを設置 | 利用者の状態に合わせて、手動式や電動式を選ぶ |
段差解消機の費用

住まいの段差を解消することで、より快適で安全な生活を送ることができます。段差解消機は、階段の上り下りが困難な方にとって、安心と自由な移動をもたらす有効な手段です。しかし、設置にかかる費用が気になる方も多いのではないでしょうか。段差解消機の費用は、機種や設置工事の内容によって大きく異なります。おおよその目安として、数十万円から百数十万円程度かかることが多いでしょう。
費用は、まず機種によって大きく変わります。階段昇降機のように椅子に座って昇降するタイプ、床面にレールを敷設して移動するタイプ、持ち運びが可能な簡易型など、様々な種類があります。機能や性能、そしてサイズによっても価格は大きく変わるため、ご自身のニーズや住環境に合った機種を選ぶことが重要です。また、設置工事費も費用に大きく影響します。階段の形状や設置場所、電気工事の必要性などによって費用は変動します。例えば、直線階段に設置する場合よりも、曲がり階段や螺旋階段に設置する場合の方が、複雑な工事が必要となるため費用も高くなる傾向があります。さらに、自治体によっては、段差解消機の設置費用に対して助成金制度を設けている場合があります。助成を受けることで費用を抑えられる可能性がありますので、お住まいの自治体の窓口に問い合わせてみましょう。
費用面だけでなく、設置後のアフターサービスやメンテナンス体制も考慮して、信頼できる業者を選ぶことが大切です。複数の業者から見積もりを取り、比較検討することをおすすめします。
項目 | 詳細 |
---|---|
費用相場 | 数十万円~百数十万円 |
費用内訳 | 機種代、設置工事費 |
機種による費用の違い | ・椅子に座って昇降するタイプ ・レールを敷設して移動するタイプ ・持ち運び可能な簡易型など |
設置工事費による費用の違い | ・階段形状(直線、曲がり、螺旋など) ・設置場所 ・電気工事の必要性 |
助成金制度 | 自治体によって助成金制度がある場合あり |
業者選定のポイント | ・費用 ・アフターサービス ・メンテナンス体制 |